コメディドラマ

最強のコンビが主演を務める「最強のふたり」

22 6月 , 2017   Video

最強のふたりは、2011年に公開されたフランス映画です。
頸椎損傷で体が不自由となった富豪と、介護人となった若者との交流を描いた感動作となっています。
監督はエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュがコンビでタッグを組んでいて、主演はフランソワ・クリュゼとオマール・シーが務めています。

この映画は第24回東京国際映画祭にて上映された作品で、東京サクラグランプリを受賞しています。
その際、最優秀男優賞を主演の2人がダブル受賞していて、第37回セザール賞ではオマール・シーが主演男優賞を受賞しています。
フランス本国だけでなくヨーロッパで記録的なヒットを樹立した作品で、笑いと感動が堪能できる優れた作品になっています。
地元フランスでの人気も高く、歴代観客動員数3位を記録する大ヒット作となりました。
日本でもフランス語映画として公開された映画の中で、歴代1位の記録を打ち立てています。

最強のふたりは車いすの大富豪と介護者の黒人青年が友情を結ぶストーリーで、実話を基にしています。
実話を題材にしたヒューマンコメディ映画なのでとても説得力がある作品で、スクリーンにどんどん引き込まれていきます。
年齢や環境が異なる二人が互いを認め合いながら変化していく様はとても人間的で、微笑まずにはいられません。
偽善の匂いが一切感じられないのでとても居心地の良い映画で、主演を演じている二人はまさに最強のコンビと言っていいでしょう。

最強のふたりは、笑って泣ける痛快コメディの作品に仕上がっていて、観賞すると幸福感を噛みしめることができます。
日本では知られたスターがいないのがフランス映画で、主役は車椅子の中年と黒人青年です。
しかもコメディ映画なので期待できないのではという大方の予想を裏切って、とても心地良い作品になっています。
この映画が素晴らしいのは作品力が高いところで、実話をベースにした障害者と介護人の話でありながら笑えるコメディとして観ることがでてきます。
よくあるお涙頂戴的な映画ではなく、観客すべての心を熱い感動で揺さぶる凄い映画なのです。

最強のふたりは、社会的立場も趣味もまったく正反対な二人が、ありのままの姿で対峙しているところが爽快です。
互いを面白がる掛け合いが実に自然で愉快で、心を和ませてくれます。
二人の心が世界を広げ、そして互いに共鳴を深めていく姿を見ると、人間の可能性と素晴らしさを感じずにはいられません。
笑顔のまま涙がぽろぽろと出る実に痛快な映画作品で、必見の価値があります。


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